もうすぐ3歳になる息子と一歳半の娘、そして先月21週と2日でお別れした息子 そうちゃんの3人のママです。
ダンボールが届いた瞬間、息子は「赤ちゃん?赤ちゃん?」となにも言っていなかったのに何かを察したのでしょう。 ニコニコしながら「開けよう!」と言ってきました。
ダンボールを開けると大きなカゴの中に小さなくまさん。抱っこするとずっしりと感じ自然と涙が溢れてきて、止まっていたはずの母乳が出そうな感覚、そして子宮がぎゅっとなりました。 こんなに重かったんだ… 綺麗な棺に綺麗なお布団で寝ている我が子しか抱くことができなかったので今まで棺の重みかと思っていました。
望んでできた3人目。そして望んでいた男の子。何もかもが順調だったのに19週に浮腫や胸水など見つかり、染色体異常、そして先天性心疾患の発覚。残酷な現実を突きつけられました。
3人目ということもあり、上の子たちのこと 金銭的なこと 全てを悩みに悩み 諦めることにしました。
25センチ 428gで生まれたそうちゃんはとにかく可愛かったです。
諦めたくなかった。元気に産みたかった。子どもたちが3人で仲よく遊ぶ姿を見たかった… 毎日毎日そう思いながら後悔と懺悔の気持ちといろいろな気持ちに振り回されながら過ごしていました。
そこで見つけた天使のベア。
また我が子を抱きたいという気持ちと、上の子どもたち2人にいつか話すとき手にとって命の尊さを感じて欲しいと思い、即オーダーをお願いしました。
こんなに小さな子を作ってもらえる場所があるなんて思っていなかったのでとても嬉しかったです。
これからも職人さんに命を吹き込んでもらったそうちゃんベアを、今度は私たちが大切にしていきたいと思います。 ありがとうございました。