30th Anniversary MOVE! ×Smile
Akke Familiy Story
あっけ様ご家族の物語
2001年にご長女ゆうき様、2002年に次女様のメモリアルベアをお仕立てした「あっけ様」。
ご長女ゆうき様がご結婚される前日に、ご家族皆さまでベアを抱っこされたそうです。
これまでのご家族のお話をお伺いしました。

ゆうき様をご出産された時のお気持ちをお聞かせください。
保育士をしていたので我が子を持てるということはこの上ない喜びでした。
小さくて頼りなくて壊れそうな我が子を抱いた温かさは、今でも覚えてます。
小さいけど重たい。
ベアの重さを感じた時もまた、こんなに尊いものを自分が産んだのか、と信じられない気持ちでした。
自分が親になれるのか、育て上げられるのかの不安も大きかったです。
メモリアルベアをお仕立てしようと思ったきっかけは何でしょうか。
ベアを知ったのは、たまごクラブ、ひよこクラブの広告でした。
当時若い私たち夫婦にはちょっとお高く感じましたが、出産時に感じた尊い重さを、身長を含めた抱いた時の大きさ、感覚を忘れたくないと思って、思い切って作りました。
旦那には無許可だったので(笑) 旦那は値段は知りません(笑)

ベアを抱っこした時、どのように感じましたか?
本当に、あぁ!この大きさ!この重さ!と感動して、何度も新生児を抱くように抱っこしてました。
忘れたくないなぁ、って思いました。
まだ一歳前のゆうきの横に並べて写真を撮ったり、日毎に大きくなっていく娘と、産んだ時のままのベアを比べて、両方の我が子から幸せをもらってました。

25年間、どのようにベアと過ごしましたか?
時には抱っこすることを忘れたり、大事すぎて箱にしまったままの時もありました。でも、やはり恋しくなる存在でした。
もう抱くことも手を繋ぐこともできなくなった時、子どもたちが遊びに行ったり家を不在になった時などなど、シーンとした部屋で、ベアと目があったり。
けっこう慰めてもらったり私の独り言を聞いてもらっていました。
あの日の我が子を思い出させるベアはいつまでも変わらず、それは嬉しかったです。
お嬢様ご結婚の前日に、ご家族みなさまで、ベアを抱っこされたのですね。
ゆうきが嫁ぐ時に持たせようと思っていたので、届いた時の箱に入れて、カゴに寝せて。カード類も全部大切にとってあったので、本当に届いた時のまま、持たせようと。
そうすると娘は、「お母さんのそばに置いてあげて」と言いました。
「これまで取り上げたらお母さん、寂しくて泣くでしょ。」って。
お言葉に甘えて、このまま私の手元にあります。
こんなに小さかったんだよーって、妹、弟、父親にも抱っこしてもらって、懐かしかったです。なぜかみんな、新生児を抱く横抱っこ。優しい時間でした。
私が娘を産んでから嫁がせるまで、娘と暮らせた日数は9010日でした。こうやって数字にすると、改めて短いですよね。

今、ベアはどのように過ごしていますか?
私の部屋にあります。
時折、娘が来て11月に産まれる娘の子(私にとって初孫)を抱く練習になってる様子です(笑)
メモリアルベアに期待されることは何でしょうか。
我が子と一緒にいられるのは本当にあっという間でした。そして、いくらその瞬間や、シーンを覚えていようと思っても無理なんですよね。
その時に大きな力になるのはベアだと思います。
命を繋ぐ、歴史をつなぐって、簡単なようで難しい。私が子どもを産んだことも、孫が生まれてくることも、奇跡ですよね。
家族をつなげて続けていく、ベアを作り続けるってことも、まさに奇跡と努力の積み重ねだと思います。

メモリアルベアは30周年を迎えました。さらに30年後、あっけ様ご一家や世界は、どのようになっているでしょう?
30年後‥私、84歳。孫も30歳。娘や息子は50代!
私に繋がる人たちがみんな、幸せになっていてほしい。戦争など悲しいことがない時代であってほしいです。
そしてなんでも機械やITに変わっていないで、人間が中心にいる、人間主体の世の中であってほしいです。
子どもが安心して、老人が安心して育てる、余生を暮らせる、働き盛りの人が生き生きとはたらける世の中がいいですね。何かかっこいいこと、素敵なお願い、って考えたけどやっぱり願うのはこれしかありませんでした。
ご結婚前日に、ご家族の皆さまメモリアルベアを抱っこされたお話は、SNSで偶然拝見したときから私どもの心に残っている大切なエピソードでした。
メモリアルベアを囲み、「こんなに小さかったんだよ」と語りながら、生まれた日のことを思い出し、語り合う。そこには、25年分のたくさんの思い出と、さまざまな想いがあふれる、かけがえのない時間があったのだろうと思います。
「命を繋ぐ、歴史をつなぐ」というあっけ様のお言葉のように、メモリアルベアがこれからもご家族の時間に寄り添い、思い出をつなぐ存在であり続けられたら、私たちにとってこれほど嬉しいことはありません。
そして30年後。
今度はどんな未来の中で、このメモリアルベアが抱っこされているのでしょう。
ご家族皆様のこれからの日々が、たくさんの幸せに包まれたものでありますよう願っております。
この度は、30周年という節目に、素晴らしいお話をお聞かせいただき、本当にありがとうございました。
Poche Cigogne 一同



